全頭診断【9/26(日) オールカマー・G2】
オールカマー【中山11R 芝2200m (右 外)】
1 枠 勝率 : 0.086 複勝率 : 0.209
2 枠 勝率 : 0.062 複勝率 : 0.242
3 枠 勝率 : 0.076 複勝率 : 0.228
4 枠 勝率 : 0.078 複勝率 : 0.286
5 枠 勝率 : 0.078 複勝率 : 0.228
6 枠 勝率 : 0.097 複勝率 : 0.183
7 枠 勝率 : 0.061 複勝率 : 0.234
8 枠 勝率 : 0.072 複勝率 : 0.22
スタート直後に約2mの急坂を上るため、前半3Fのペースはそこまで速くならないでしょう。600m通過後に1000mかけて4mの下り坂となるため、道中は加速ラップを刻みます(1Fタイム:11.5-12.5の範囲で加速ラップ)。3,4角でややペースを落として直線に入り、残り200mで急坂を迎えますのでかなりのスタミナ・パワーを要する馬場となります。道中下り坂となるコースに中京競馬場が挙げられますが、中山は右回りコースとなりますのでラップ適正のみで判断する場合は中山・中京で判断することは可能です。ただ、上りが使えるかどうかは右回り・左回りで大きく変わってきますので、中京ではなく中山巧者の馬を選ぶ方が良いでしょう。急坂コース適性として阪神でのレースを引き合いに出して考えるのも良いと思います。
中山芝2200mは後傾ラップの傾向が強いです。今週は良馬場での開催が想定され、過去5年のラップ平均は36.36-35.41の後傾ラップとなっていました(中山11Rのみで集計)。基本的には4角9番手以内で通過できる馬の複勝率が高く、2-4番手はもう少し高くなります。今回はロザムール・レイパパレあたりがハナを狙いにいくと思いますが、そこまでハナを争うような展開にはならないと想定していますので、平均ラップ通り、36.4-35.4あたりの後傾ラップで考えていこうと思います。なお、前が総崩れになる可能性はそこまで高くないはずなので、軸馬としては前からしぶとく脚が使える急坂巧者を選ぶと良いのではないでしょうか。
全頭診断
中山競馬場芝成績 : 0-0-0-2 7-9月成績 : 2-1-0-2 芝2200右回り成績 : 0-1-0-1 芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績 : なし 芝右回り成績 : 4-1-1-9 持ちタイム(良馬場右回り) : 132.2 (5位) 上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り) : 34.3 (5位) 想定される位置取り : 先団 ・ 中団 ・ 後方 血統系 : Mr. Prospector ⇒ ▲ 騎手 : 長岡(火曜日時点) 斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:54.0kg・最重量:57.0kg)
この馬は仕掛けからエンジンの掛かりがかなり遅い。急坂は得意タイプで加速は可能だが、3走前の中山のようにほぼ最後方からの追走となると厳しい展開。大外ぶん回しの競馬もしてきておらず、内枠距離ロス無しの競馬から直線で合間を抜け出す競馬が主流。荒れた馬場や使い古した芝コースは脚を取られてつらそうなので良馬場+パンパンの高速馬場が必須条件。
上がりは5位のタイムをもっているが後方競馬であればもう少しほしいところ。鞍上が変わらず長岡ジョッキーであればいつも通り後方からの競馬になるはずなので軽視。
消し馬候補
中山競馬場芝成績 : 0-0-0-1 7-9月成績 : 0-3-0-3 芝2200右回り成績 : 0-1-0-2 芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績 : 0-0-0-1 芝右回り成績 : 2-3-1-12 持ちタイム(良馬場右回り) : 131.3 (3位) 上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り) : 34.3 (5位) 想定される位置取り : 後方 血統系 : Halo ⇒ ▲ 騎手 : 柴田善(火曜日時点) 斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:54.0kg・最重量:57.0kg)
この馬も後方からの競馬。中山・阪神の急坂でとたんにスピードが落ちる点が気にかかる。前走宝塚記念で途中からペースが上がり始めたあたりから行き足がついていなかったので、道中加速ラップとなる今回は狙いづらい1頭。前から競馬しても厳しい。
消し馬候補
中山競馬場芝成績 : 2-4-1-2 7-9月成績 : 1-2-0-1 芝2200右回り成績 : 1-1-0-0 芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績 : なし 芝右回り成績 : 4-5-1-3 持ちタイム(良馬場右回り) : 135.7 (9位) 上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り) : 34.5 (9位) 想定される位置取り : 先団 血統系 : Halo ⇒ ▲ 騎手 : 丹内(火曜日時点) 斤量 : 55.0kg(本レース 最軽量:54.0kg・最重量:57.0kg)
後傾ラップとの相性◎。中山との相性も良いが、同条件での3勝クラス中山芝2200mで持ちタイムが2:15.7。2年前のオールカマー(良馬場)では走破タイム2:12.0と3秒以上の差。札幌記念での敗走、今回の相手関係も考えて再び重賞で結果を残すには力足らずか。同型も多いため、分が悪い可能性もあるが、スローの上がり勝負となれば馬券内の可能性あり。
3列目候補
中山競馬場芝成績 : 3-0-0-2 7-9月成績 : なし 芝2200右回り成績 : 0-0-0-2 芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績 : 0-0-0-1 芝右回り成績 : 3-0-0-5 持ちタイム(良馬場右回り) : 130.7 (2位) 上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り) : 34.4 (7位) 想定される位置取り : 先団 血統系 : Roberto ⇒ ▲ 騎手 : 横山武(火曜日時点) 斤量 : 55.0kg(本レース 最軽量:54.0kg・最重量:57.0kg)
前走天春5着から5か月の休養明け。エリザベス女王杯を目指して、ここを叩いて来る可能性がある。とは言っても中山・阪神の急坂コースは全て6着以内と舞台適性は○。メンバー的にも先団3番手でスローの展開にもっていくことは可能。戦ってきた相手も実力者揃いなので買い目には入れておくべき1頭。
鞍上は最近結果が残せておらず、調子が向いていないが継続騎乗である点は○。
3列目候補
中山競馬場芝成績 : 2-0-0-0 7-9月成績 : 0-1-0-0 芝2200右回り成績 : 1-0-0-0 芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績 : なし 芝右回り成績 : 4-2-1-2 持ちタイム(良馬場右回り) : 133.6 (8位) 上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り) : 33.7 (2位) 想定される位置取り : 先団 ( 中団 寄り ) 血統系 : Mr. Prospector ⇒ ▲ 騎手 : 横山典(火曜日時点) 斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:54.0kg・最重量:57.0kg)
3走前の同舞台・湾岸S(3勝クラス)が圧巻の走り。5番手からの追走で上がり3F33.7の末脚。最後も力余しての1着なのでさらに速いタイムを出せるはず。急坂のスピード感も文句なしで実力だけで言えば今回のメンバー中上位。相手メンバー的にも3走前の再現は可能。問題は骨折明けなので、ここを調整目的で出走させているのかどうか。調教を見て勝負気配があるのかどうかを垣間見たいところ。現状保留の1頭。
3列目候補
中山競馬場芝成績 : 1-0-0-0 7-9月成績 : 1-0-0-0 芝2200右回り成績 : 0-0-0-2 芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績 : なし 芝右回り成績 : 3-2-0-4 持ちタイム(良馬場右回り) : 131.4 (4位) 上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り) : 34.3 (6位) 想定される位置取り : 先団 血統系 : Halo ⇒ ▲ 騎手 : Mデムー(火曜日時点) 斤量 : 57.0kg(本レース 最軽量:54.0kg・最重量:57.0kg)
陣営から急坂苦手との声が漏れており、中京・阪神の急坂コースでも人気以下の走り。重馬場もそれなりにこなせるタイプなので急坂はベストな条件とはいえない可能性がある。海外遠征後の1戦なので本番は秋のG1のはずではあるが、後傾ラップとの相性が○・実力は上位ということで消すのは少々勇気がいる1頭。勝負気配がない限りは抑えまで。
3列目候補
中山競馬場芝成績 : 1-0-3-7 7-9月成績 : 1-1-0-4 芝2200右回り成績 : 0-0-0-3 芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績 : なし 芝右回り成績 : 2-1-3-9 持ちタイム(良馬場右回り) : 132.6 (7位) 上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り) : 33.6 (1位) 想定される位置取り : 後方 血統系 : Mr. Prospector ⇒ ▲ 騎手 : 田辺(火曜日時点) 斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:54.0kg・最重量:57.0kg)
この馬の魅力は上がり最速で中山コースを駆け抜けている点。持ちタイムも十分馬券内を狙えるタイムなので何らかの印は必要そうに思える。ほぼ最後方からの競馬だが、ここ2戦は4角でまくるような競馬を覚えさせている点は評価。同条件の湾岸Sでキングオブコージに0.9秒差で負けている点で割引。
3列目候補
中山競馬場芝成績 : なし 7-9月成績 : 0-0-0-1 芝2200右回り成績 : なし 芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績 : なし 芝右回り成績 : 0-0-0-1 持ちタイム(良馬場右回り) : なし 上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り) : 34.6 (10位) 想定される位置取り : 先団 ( 後方 寄り ) 血統系 : Halo ⇒ ▲ 騎手 : ○○(火曜日時点) 斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:54.0kg・最重量:57.0kg)
中京での好走は2020金鯱賞の8人気2着のみで、相手レベル的にはそこまで評価していない。左回りで走ってきているため、1戦しかしていない今回の中山は未知数。見たところ平坦コースの方が相性がよさそうなので、現状は軽視。
消し馬候補
中山競馬場芝成績 : 0-2-2-1 7-9月成績 : 0-0-2-2 芝2200右回り成績 : 1-3-2-1 芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績 : 0-0-1-1 芝右回り成績 : 1-5-6-8 持ちタイム(良馬場右回り) : 130.6 (1位) 上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り) : 34.2 (4位) 想定される位置取り : 先団 血統系 : Halo ⇒ ▲ 騎手 : 横山和(火曜日時点) 斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:54.0kg・最重量:57.0kg)
中山との相性は○。急坂での減速もほとんどない点で舞台適正は十分。前走の京都記念では前半1000m59.3秒とそこそこ速いペースで2番手追走。先頭の馬が垂れる中、急坂でもスピードを落とさずラブズオンリーユーに次ぐ2着は評価したい。レース間隔は空くが、逃げが少ない今回もこの馬向きになる可能性は高い。
2列目候補
中山競馬場芝成績 : 2-0-0-0 7-9月成績 : 1-0-0-1 芝2200右回り成績 : なし 芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績 : なし 芝右回り成績 : 3-0-0-1 持ちタイム(良馬場右回り) : なし 上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り) : 35.0 (11位) 想定される位置取り : 先団 血統系 : Halo ⇒ ▲ 騎手 : 石川(火曜日時点) 斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:54.0kg・最重量:57.0kg)
完全な中山巧者&実績十分ということで狙うべき1頭。3走前の勝鞍ディセンバーSでの2着馬、ウインイクシードも中山が得意で重賞好走経験もあり。中山適正という枠組みであれば俄然トップの存在。中山金杯と同様のレースラップが今回も予想されるため、今回も勝ち負けの可能性は高い。
位置取り的にも前から競馬でき、ペースが流れる可能性もそこまで高くない点で買い要素としては十分。
1列目候補
中山競馬場芝成績 : 0-0-0-2 7-9月成績 : 0-1-2-5 芝2200右回り成績 : 0-0-0-1 芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績 : 0-0-0-1 芝右回り成績 : 0-0-0-3 持ちタイム(良馬場右回り) : なし 上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り) : なし 想定される位置取り : 先団 ・ 中団 ・ 後方 血統系 : Mill Reef ⇒ × 騎手 : 柴田大(火曜日時点) 斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:54.0kg・最重量:57.0kg)
能力&鞍上の観点から買い材料は少ない。マイルからの距離延長もマイナス。オープンクラスでもギリギリだとは思うが買うなら左回り平坦コース。
消し馬候補
中山競馬場芝成績 : 2-0-0-1 7-9月成績 : 1-0-0-3 芝2200右回り成績 : 0-0-0-1 芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績 : なし 芝右回り成績 : 2-0-1-5 持ちタイム(良馬場右回り) : 132.5 (6位) 上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り) : 34.0 (3位) 想定される位置取り : 中団 ( 後方 寄り ) 血統系 : Halo ⇒ ▲ 騎手 : ○○(火曜日時点) 斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:54.0kg・最重量:57.0kg)
オープンクラスでも苦戦を強いられる程なので今回は厳しい。鞍上的にも一発には期待しづらい1頭。
消し馬候補
中山競馬場芝成績 : 0-0-1-3 7-9月成績 : 1-1-1-3 芝2200右回り成績 : 0-0-1-0 芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績 : なし 芝右回り成績 : 2-2-2-10 持ちタイム(良馬場右回り) : 132.3 (7位) 上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り) : 33.5 (1位) 想定される位置取り : 先団 血統系 : Halo ⇒ ▲ 騎手 : 岩田望(火曜日時点) 斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:54.0kg・最重量:57.0kg)
中山との相性は決して良いとは言えない。コーナーも小回りタイプが合う馬なのでここは割引。馬場が渋って時計がかかるレースになれば面白いが現時点で晴れ予報なので軽視。鞍上的にも。。
消し馬候補
中山競馬場芝成績 : 1-0-1-1 7-9月成績 : 0-0-0-1 芝2200右回り成績 : なし 芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績 : 0-1-0-0 芝右回り成績 : 6-3-1-4 持ちタイム(良馬場右回り) : なし 上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り) : 35.5 (12位) 想定される位置取り : 中団 血統系 : Halo ⇒ ▲ 騎手 : 戸崎圭(火曜日時点) 斤量 : 54.0kg(本レース 最軽量:54.0kg・最重量:57.0kg)
ヴィクトリアマイル2着からの参戦。地力が高いことは証明されたが問題は1600mから2200mへの距離延長。これは確実にプラスには働かないためある程度の割引は必要。右回り中距離での上がり3Fベストもそこまで速くなく、位置取りも中団なので勝つなら相当の能力。相手レベル的にも一応印は回す。
3列目候補
中山競馬場芝成績 : なし 7-9月成績 : 1-0-0-0 芝2200右回り成績 : 0-0-1-0 芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績 : 1-0-0-0 芝右回り成績 : 5-0-1-0 持ちタイム(良馬場右回り) : 131.4 (4位) 上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り) : 34.4 (7位) 想定される位置取り : 先頭 ・ 先団 ・ 中団 血統系 : Halo ⇒ ▲ 騎手 : 川田(火曜日時点) 斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:54.0kg・最重量:57.0kg)
単純に能力上位。良馬場よりは多少渋って時計がかかる馬場になった方がこの馬向きだが、このメンバーであれば好走率は高いはず。問題は前走の宝塚記念で残り200mでユニコーンライオンに差し返された点。ペースもそこまで速いラップではないため、前の位置取りは吉の展開。そんな中急坂を登り切ってからの減速が気にかかる。
今回は同じ急坂コース&2200m &中山のタフな馬場。馬券内の力はあるが頭でゴールできるかと言われるとそこまで強く信じることはできない。相手関係・地力から判断。
2列目候補
中山競馬場芝成績 : 2-1-1-3 7-9月成績 : 1-1-0-1 芝2200右回り成績 : なし 芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績 : なし 芝右回り成績 : 3-2-1-4 持ちタイム(良馬場右回り) : なし 上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り) : 35.5 (14位) 想定される位置取り : 先頭 血統系 : Mr. Prospector ⇒ ▲ 騎手 : 三浦(火曜日時点) 斤量 : 54.0kg(本レース 最軽量:54.0kg・最重量:57.0kg)
この馬の買い時は短期の逃げ展開。テンの速さを考えるとレイパパレが前に行く可能性もあり、無理に前を取りに行こうとすれば崩れる流れに。とは言っても同型が多数いるわけではないため馬券に組み込む必要はありそう。鞍上不安は否めないがレイパパレとやり合わなければ十分好走は可能な状況。中山との相性も○。
3列目候補
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