全頭診断【9/20(月) セントライト記念・G2】

2021年9月17日

セントライト記念【中山11R 芝2200m (右 外)】

レース情報

  • 有利な脚質 : 先行・差し

  • 有利な血統系 : Danzig > Halo = Roberto = Mr. Prospector

  • 騎手成績TOP3 (2018 – 2020) : 1位 : ルメール 2位 : 石橋脩 3位 : 戸崎圭太

  • 有利な枠 : 外枠よりは中内枠がやや優秀

  • 1 枠 勝率 : 0.086  複勝率 : 0.209
    2 枠 勝率 : 0.062  複勝率 : 0.242
    3 枠 勝率 : 0.076  複勝率 : 0.228
    4 枠 勝率 : 0.078  複勝率 : 0.286
    5 枠 勝率 : 0.078  複勝率 : 0.228
    6 枠 勝率 : 0.097  複勝率 : 0.183
    7 枠 勝率 : 0.061  複勝率 : 0.234
    8 枠 勝率 : 0.072  複勝率 : 0.22

  • 直線で急坂

  • コメント

    スタート直後に約2mの急坂を上るため、前半3Fのペースはそこまで速くならないでしょう。600m通過後に1000mかけて4mの下り坂となるため、道中は加速ラップを刻みます(1Fタイム:11.5-12.5の範囲で加速ラップ)。3,4角でややペースを落として直線に入り、残り200mで急坂を迎えますのでかなりのスタミナ・パワーを要する馬場となります。道中下り坂となるコースに中京競馬場が挙げられますが、中山は右回りコースとなりますのでラップ適正のみで判断する場合は中山・中京で判断することは可能です。ただ、上りが使えるかどうかは右回り・左回りで大きく変わってきますので、中京ではなく中山巧者の馬を選ぶ方が先決だと考えます。

    開幕2週目の中山芝2200mは均等-後傾ラップの傾向が強いです。先週の馬場傾向面を考えると、当日のラップは38.0-35.0の後傾ラップが想定されます。当日も9/12時点で雨予報は出ておりませんので良馬場で開催できる可能性が高いでしょう。

    道中の加速ラップ+急坂の影響で前の馬が止まる可能性が高いです。例年よりもパワーを要する馬場となっている可能性が高いので、相当地力が高い逃げ馬を除いては、急坂適正のある先行・差し馬を軸馬に選ぶと良いかもしれません。今回は先行・差し馬に重きを置いて、後傾ラップ+右回り+急坂で勝負可能な馬に注目していこうと思います。

    なお、今回1-3番手を取ってきた馬が多数出走予定です。想定している後傾ラップよりももう少し速い前半3Fタイムになる可能性が高そうです。その部分を考慮すると今回の想定ラップは37.0-35.5ほどになるでしょうか。土曜日時点のTBもしっかり把握していきましょう。

全頭診断

中山競馬場芝成績  :  1-1-1-2
7-9月成績 :  0-0-0-1
芝2200右回り成績  :  0-0-0-1
芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績  : なし
芝右回り成績  :  1-1-1-3
持ちタイム(良馬場右回り)  :  137.1 (3位)
上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り)  :  34.3 (2位)
想定される位置取り : 中団 ( 先団 寄り )
血統系 : Halo ⇒ ▲
騎手 : 田辺(日曜日時点)
斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:56.0kg・最重量:56.0kg)

 後傾ラップの中山開催は相性◎。皐月賞は出遅れかつ先団からこの馬の苦手な高速ラップ。今回の想定は後傾ラップである程度前目の中団から競馬できる点はプラス。坂道での減速もなく、メンバー中上り3Fタイム2位なので重めの印。

1列目候補

中山競馬場芝成績  :  0-1-0-0
7-9月成績 :  1-0-0-0
芝2200右回り成績  : なし
芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績  : なし
芝右回り成績  :  1-1-0-0
持ちタイム(良馬場右回り)  : なし
上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り)  :  36.7 (10位)
想定される位置取り : 先団
血統系 : Roberto ⇒ ▲
騎手 : ルメール(日曜日時点)
斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:56.0kg・最重量:56.0kg)

 ホープフルSから約半年明けのレースであるため、能力の高さだけで買うのは禁物。調教でしっかり動けているか、馬体に余裕がないかはしっかりチェックしたいところ。

 ホープフルSでは1枠1番でロスのない競馬、競争中止のランドオブリバティ逸走の件もあって展開がかなり向いたレース。とはいえ急坂でさらに加速する面を考えると急坂・中山適正は十分。今回前を取りたい馬が多いため、何頭か前に置いた先行策で臨む多頭数レースがどれほどマイナスに働くか。状態面をいろいろ考えて印は控えめに。

3列目候補

中山競馬場芝成績  : なし
7-9月成績 :  1-1-0-0
芝2200右回り成績  : なし
芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績  : なし
芝右回り成績  :  1-1-1-0
持ちタイム(良馬場右回り)  : なし
上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り)  :  34.6 (6位)
想定される位置取り : 中団
血統系 : Danzig ⇒ 〇
騎手 : 横山和(日曜日時点)
斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:56.0kg・最重量:56.0kg)

 前半3F37秒の後傾ラップは未経験。急坂も得意ではないがまずまず。前傾ラップで前が止まる展開向き、かつ右手前で速い脚が使える左回り向きの馬なので今回はパス。

消し馬候補

中山競馬場芝成績  :  1-0-0-1
7-9月成績 : なし
芝2200右回り成績  : なし
芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績  : なし
芝右回り成績  :  1-0-0-1
持ちタイム(良馬場右回り)  : なし
上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り)  :  34.9 (9位)
想定される位置取り : 先団
血統系 : Halo ⇒ ▲
騎手 : 松山(日曜日時点)
斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:56.0kg・最重量:56.0kg)

 後傾ラップの相性は〇。日本ダービーでの後傾ラップは前半3Fがこの馬的にはやや速かったためか。今回の想定ラップであれば十分好走可能。

 問題は京成杯でのメンバーレベル。今回のメンバーの中ではそこまで上位には来ない。中山での上り3Fタイムもこの馬より速いものも多数。急坂は苦手ではないだけに一応買い目までか。

3列目候補

中山競馬場芝成績  :  1-1-0-1
7-9月成績 :  1-0-0-0
芝2200右回り成績  :  1-1-0-0
芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績  :  1-0-0-0
芝右回り成績  :  3-1-0-1
持ちタイム(良馬場右回り)  :  137.0 (3位)
上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り)  :  33.0 (1位)
想定される位置取り : 後方 ( 先団 寄り )
血統系 : Halo ⇒ ▲
騎手 : 戸崎圭(日曜日時点)
斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:56.0kg・最重量:56.0kg)

近走は前からの競馬。持ちタイムも上位で上りも先団競馬でトップの33.0秒。今回の想定ラップは5走前の中山未勝利。2着に負けたが急坂での適正は示した。この馬の強みはどこからでも勝負ができる点。右回りで確実に速い上がりが使える点、多頭数での好走経験についても考えるとここでも十分通用するはず。8月の2勝クラスでしっかり叩けている点でも印は外せない。

1列目候補

中山競馬場芝成績  :  2-1-0-1
7-9月成績 : なし
芝2200右回り成績  : なし
芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績  : なし
芝右回り成績  :  2-1-0-1
持ちタイム(良馬場右回り)  : なし
上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り)  :  34.5 (4位)
想定される位置取り : 先団 ( 先頭 寄り )
血統系 : Mr. Prospector ⇒ ▲
騎手 : 横山武(日曜日時点)
斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:56.0kg・最重量:56.0kg)

 中山巧者の1頭。急坂で走れる馬も多いが中山との相性はこの馬が上位。戦ってきた相手、舞台適正を考えると重い印を付けざるを得ない。距離的にも芝2200mは全く問題なし。今回ハナを取りに行くか、逃げ馬を見据えての2番手追走となるだろう。前不利の馬場が顕著に出ない限りはこの馬が鉄板。

1列目候補

中山競馬場芝成績  :  1-2-0-2
7-9月成績 : なし
芝2200右回り成績  : なし
芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績  : なし
芝右回り成績  :  1-2-0-2
持ちタイム(良馬場右回り)  : なし
上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り)  :  34.8 (8位)
想定される位置取り : 中団 ( 先団 寄り )
血統系 : Mr. Prospector ⇒ ▲
騎手 : 柴田善(日曜日時点)
斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:56.0kg・最重量:56.0kg)

 出遅れる可能性あり。このメンバーであれば先団を取るというよりは中団からの競馬になると予想。中山重賞のニュージーランドT・京成杯で2着となっているが1着馬との着差、相手レベル、弥生賞での敗走を考えると、そこまで速い上がりが使えないこの馬は軽視して良い存在。

消し馬候補

中山競馬場芝成績  :  1-0-0-0
7-9月成績 :  1-0-1-0
芝2200右回り成績  : なし
芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績  : なし
芝右回り成績  :  1-0-1-0
持ちタイム(良馬場右回り)  : なし
上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り)  : なし
想定される位置取り : 先頭
血統系 : Roberto ⇒ ▲
騎手 : 岩田康(日曜日時点)
斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:56.0kg・最重量:56.0kg)

 ずっとハナを取る競馬をしてきているため、今回も無理にハナを取る可能性あり。中山後傾ラップでの好走経験もあるので印は回した方がよさそう。ハナキープで急坂でもスピードを落とさない点は評価。問題は青葉賞での大敗理由が出遅れと距離延長である点。残り400mからずるずると下がっていくところ、兄弟が短距離戦線で活躍しているところを見ると前走から400mの距離延長となる今回は買いづらい。

消し馬候補

中山競馬場芝成績  :  0-0-0-3
7-9月成績 :  0-0-0-1
芝2200右回り成績  :  0-0-0-1
芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績  : なし
芝右回り成績  :  0-0-0-4
持ちタイム(良馬場右回り)  :  135.8 (1位)
上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り)  :  34.7 (7位)
想定される位置取り : 後方
血統系 : Mr. Prospector ⇒ ▲
騎手 : 吉田豊(日曜日時点)
斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:56.0kg・最重量:56.0kg)

 4走前の中山で持ちタイム1位を記録。出遅れ率が高いためほぼ最後方から脚をためる競馬だが、その分きっちり走れる。魅力的なのは急坂での加速力。急坂でギアを切り替えてからの推進力が半端ないので穴を空けるならこの馬の可能性が高い。ストライドも大きく右手前でも速い脚が使えるため、4角から徐々に加速していく競馬も可能。外枠は距離ロスが不安なので中枠あたりを引けたらさらに加点。上り3Fタイムメンバー中7位と差があるためその部分で割引。

2列目候補

中山競馬場芝成績  : なし
7-9月成績 :  0-0-0-1
芝2200右回り成績  : なし
芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績  : なし
芝右回り成績  :  0-0-0-1
持ちタイム(良馬場右回り)  : なし
上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り)  : なし
想定される位置取り : 中団
血統系 : Roberto ⇒ ▲
騎手 : 福永(日曜日時点)
斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:56.0kg・最重量:56.0kg)

 前傾ラップで好成績を収めている。毎日杯では4着に敗れたがこの時は前半1000m57.5秒の超ハイペース。前から競馬したこの馬には分が悪く、その割には急坂でも頑張って走れていた。この点を考えると後傾ラップの中山との相性はそこまで悪くないはず。右回りでの上りを考えても中山の舞台は相性〇の可能性が高い。買い目には入れておくべき。

2列目候補

中山競馬場芝成績  :  0-0-0-1
7-9月成績 : なし
芝2200右回り成績  : なし
芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績  : なし
芝右回り成績  :  0-0-0-1
持ちタイム(良馬場右回り)  : なし
上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り)  : なし
想定される位置取り : 後方 ( 先団 寄り )
血統系 : Mr. Prospector ⇒ ▲
騎手 : 石橋脩(日曜日時点)
斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:56.0kg・最重量:56.0kg)

 ここ2戦はほぼ最後方からのスタート。上りとしては左回り>右回り。2走前の中山で明らかに足が使えていない点、今回前を取りに行く馬が多い点を考えると、どの戦法を取っても買いづらい。

消し馬候補

中山競馬場芝成績  :  2-0-0-1
7-9月成績 :  0-1-1-1
芝2200右回り成績  :  1-0-0-0
芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績  : なし
芝右回り成績  :  2-1-0-2
持ちタイム(良馬場右回り)  :  136.7 (2位)
上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り)  :  34.4 (3位)
想定される位置取り : 先団 ( 後方 寄り )
血統系 : Halo ⇒ ▲
騎手 : Mデムー(日曜日時点)
斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:56.0kg・最重量:56.0kg)

 中山での人気以上の走りが目立つ。3走前の中山芝2200mの同舞台ではアサマノイタズラを下しての勝利。2番手追走で急坂でハナをとらえる競馬は中山・急坂適正を示す。ある程度前から競馬したいところだが中団からでもそこまで問題なし。上り3Fタイム、持ちタイムを考えると中山芝2200mでの好走経験を持つ当馬は評価すべき1頭。長距離戦線でも戦えることから菊花賞を目指して、ここでなにがなんでも馬券内を取りに来るはず。狙う価値は高い。

1列目候補

中山競馬場芝成績  :  0-0-0-2
7-9月成績 :  1-1-1-0
芝2200右回り成績  : なし
芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績  : なし
芝右回り成績  :  1-1-1-4
持ちタイム(良馬場右回り)  : なし
上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り)  :  34.5 (4位)
想定される位置取り : 先頭
血統系 : Roberto ⇒ ▲
騎手 : 津村(日曜日時点)
斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:56.0kg・最重量:56.0kg)

 逃げ争い筆頭の馬。争うことになればノースブリッジと共倒れになる可能性が高い。とはいっても急坂+同型多い今回の舞台はさすがに厳しい。右回りの相性は良さそうなので、平坦&右回り&小回りコースで狙いたい。

消し馬候補

中山競馬場芝成績  :  1-0-0-1
7-9月成績 : なし
芝2200右回り成績  : なし
芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績  : なし
芝右回り成績  :  2-0-0-1
持ちタイム(良馬場右回り)  : なし
上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り)  : なし
想定される位置取り : 中団
血統系 : Halo ⇒ ▲
騎手 : 池添(日曜日時点)
斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:56.0kg・最重量:56.0kg)

 メンバー的には狙ってもよさそう。前半3F37秒台の中山コースは相性〇だが、3走前のスプリングSはそもそも全馬上りが遅いレース。開幕2週目で芝もきれいに使える場合は買いづらい。雨が降って馬場が荒れた場合や最終週近くで買いたい。現時点で良馬場開催はほぼあり得ないとみているので、舞台はこの馬向きになる可能性。距離短縮&中山好走経験から評価アップ。

2列目候補

中山競馬場芝成績  :  1-0-0-1
7-9月成績 :  1-0-0-1
芝2200右回り成績  : なし
芝2000-2400m 重・不良馬場右回り成績  : なし
芝右回り成績  :  1-0-0-2
持ちタイム(良馬場右回り)  : なし
上り3F自己ベスト(近距離良馬場右回り)  : なし
想定される位置取り : 後方
血統系 : Mr. Prospector ⇒ ▲
騎手 : 大野(日曜日時点)
斤量 : 56.0kg(本レース 最軽量:56.0kg・最重量:56.0kg)

 今回は相手が強い。距離延長ということも考えると力が足りない可能性が高い。ここでも買い要素は少ないためパス。なお、坂道適正はありそう。

消し馬候補


馬柱から判断する穴馬厳選方法はこちらを参考に


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競馬

Posted by LoPi【穴党】